女子プロ野球クライシス
アイテム紹介
女子野球のために100億をかけた男の10年、そして…
2007年・夏、全国高等学校女子硬式野球選手権大会を観戦した著者が試合後に見た姿。
それは、勝者も敗者もなくただ泣きじゃくるプレーを終えた女子高生たち。
これで本当にもう最後。終わりやねん。
あの子らにとっては、野球が終わってしまうねん。
この丹波で、人生最後の試合をして、おしまいや。
自分の力では、どうしようもないことがある。
その絶望感を知る著者は、
「青春を野球に懸けた女の子たちに、甲子園大会で試合をさせてあげたい」
「野球を愛する女の子たちに、野球で生活できる環境をつくってあげたい」
そんな想いを胸に女子プロ野球を創設した著者の10年。
そして11年目、未来へ込めた想い。
おすすめポイント
2019年のシーズンオフに出た週刊誌の記事。
おもしろおかしく書かれた記事を元にSNSでは、女子プロ野球を茶化したような投稿も目についた。
第1章を。いや23ページまでだけでもいい。
著者の女子プロ野球創設へ込めた想いがそこにある。
ぜひ一度読んでほしい。