甲子園進化論

1,540円(税込)
著者紹介
太田幸司
1952年1月23日生まれ。
「元祖・甲子園のアイドル」の異名を持つ。
1968年夏、1969年春・夏と阪神甲子園球場で行われた選抜高等学校野球大会・全国高等学校野球選手権大会に青森県三沢高校のエースとして3大会連続出場を果たした。
高校卒業と同時にドラフト1位で近鉄バッファローズ(当時)に投手として入団。その後読売ジャイアンツ、阪神タイガースへの移籍を経て、1984年に現役引退。
現在は野球解説者、スポーツキャスター。2009年には日本女子プロ野球機構スーパーバイザーに就任し、女子プロ野球の運営・広報活動にも携わっている。
サイズ | : | 18.9×12.9×1.6cm |
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書籍コード | : | 9784344912311 |
アイテム紹介
夏の代名詞・甲子園。
渦巻く歓声、ほとばしる熱狂の中で、人々を魅了し続ける高校野球は、常に進化を遂げてきました。
しかし、その舞台は男子だけのものではありません。
練習補助をめぐる議論をきっかけに、高校野球における「女子」の存在が大きな注目を集めました。
規定改定により女子の立ち入りが認められたものの、課題はまだ残されています。
一方で、女子硬式野球部を持つ高校が増え、女子野球は新たなステージへ。
いま、高校野球と甲子園に「新しい風」が吹き始めています。
本書では、「元祖・甲子園のアイドル」と呼ばれた太田幸司氏(日本女子プロ野球機構スーパーバイザー)が、自身の経験と視点から女子野球の可能性と未来の甲子園像を語ります。
→ 甲子園がなぜ男子だけの舞台となってきたのか?
→ これからの「甲子園大会」に必要なものとは?
伝統と変革の交差点に立つ高校野球の未来を考える、夏を楽しむために欠かせない一冊です。
目次
はじめに
第1章 子どもからお年寄りまでファンの心をつかむ甲子園はなぜ人々を虜にするのか?
第2章 100年を超える歴史はこうしてつくられた 時代とともに進化してきた甲子園
第3章 甲子園が国民的イベントとしてさらに進化するために必要なものとはなにか?
第4章 これからの甲子園に欠かせないのは女子の力 女子にとって野球は「観る」だけでなく「やる」ものへと変化している
第5章 国民的イベント「甲子園」に男女の壁はいらない ともに作り上げることで野球界の未来をも明るくする
おわりに
「甲子園への憧れ」
おすすめポイント
1.元甲子園スターだからこそ描ける説得力
2.甲子園を支える歴史と文化の再発見
3.「進化」の視点で描く未来の甲子園
4.注目すべき「女子の力」とその可能性