
読書効果を高める!朝読・夜読のそれぞれのメリット
突然ですが皆さん読書は好きですか?
趣味として小説やエッセイを、仕事のために自己啓発本やビジネス書を手にしたりと、様々な理由や目的で選びますよね。さらに、通勤時間、寝る前のリラックスタイムなど、本を読む時間も人それぞれだと思います。
ですが、朝と晩では本を読むメリットが異なり、おすすめのジャンルがそれぞれにあるということをご存知でしょうか?
朝に本を読むメリット。おすすめのジャンルは?
朝は、夜の睡眠によって脳内の情報や記憶が整理され、最も集中力が高まる時間帯だと言われています。特に目覚めてからの2時間は朝のゴールデンタイムと呼ばれる、もっとも脳が活性化し集中力が高まる時間帯とされており、朝の限られた時間に集中力を持って読書に取り組むことは読書効果が高まるものだとされています。
また「早起きは三文の徳」ということわざがあるように、朝に読書をするルーティンを作ることは、早起きの習慣がつき結果的に心に余裕ができたりと生活にもいい影響を与えます。
朝は、脳の働きが活発になり1日の中で新しい発想やアイデアも出やすい時間帯とされている事から、朝読書では自己啓発本やビジネス書など何か身につけたいジャンルの本を読むことかおすすめです!
夜に本を読むメリット。おすすめのジャンルは?
夜は副交感神経が優位になる時間帯であり、リラックスした状態で読書をすることができるので、読書がストレスになりにくいことが期待できます。
好きなBGMや香りとともに本を読むとさらにリラックス効果が期待でき、質の高い睡眠に繋がることになります。
また、夜は新しく取り入れた知識が睡眠によって定着することから、特に記憶力が高まる時間帯であり、『ずるい暗記術』の著者で弁護士の佐藤大和氏によると、暗記したいもの知識を増やしたいときは、就寝30分前をピークとすることが最も効果的であるそうです。※1
そのため、寝る前には資格取得の勉強関連の本など暗記したい内容の本を読むのに適しており、翌朝に読書した内容をもう一度確認すると、より記憶の定着を深めることができるとされています!
ちなみに、『学問のすゝめ』でおなじみの福沢諭吉も夜の読書を習慣とし、夕食を食べてひと眠りしたのち22時過ぎごろから夜明けまで本を読み、朝食を作る音が聞こえたら眠りについたそうです。
いかがでしたでしょうか?
是非、読書の目的や本の種類によって、本を読む時間を変え、効率の良い素敵な読書生活を送ってください!
◆参考文献◆
・もったいない本舗ニュース
https://www.mottainaihonpo.com/kaitori/contents/cat07/048-asa-dokusyo.html
・コトビーKOTB
https://kot-book.com/morning-or-night/
・BOOKOFF onlineコラム
http://pro.bookoffonline.co.jp/book-enjoy/reading-skills/20180310-dokusyo-koukateki-jikantai.html