
思わず読みたくなるタイトルの本たち
本におけるタイトルとは人でいう名前、お店でいう看板のように、その本のためだけに考えられ、その本を表現するとても重要なものです。
書店の棚にずらっと並んだ多数の本たちの中で、人の目を惹き付けることが唯一可能なのは背表紙に書かれたタイトルだけです。
表紙も見えず文字が羅列する場において、ありきたりなものでは埋もれてしまうのです。
そこで今回は、“思わず立ち止まって読みたくなる特徴的なタイトル”の本をご紹介します。
この記事を目にされたみなさんも、もし気になるものがあれば読んでみてくださいね!
『悩みも迷いも若者の特技だと思えば気にすることないですよ。皆そうして大人になっていくわけだから。ぼくなんかも悩みと迷いの天才だったですよ。悩みも迷いもないところには進歩もないと思って好きな仕事なら何でもいい。見つけてやって下さい。』横尾 忠則
これは日本一長いタイトルの本としてよく紹介されています。題名=端的なものという概念を覆し、足を止めてつい読んでしまうタイトルです。
『お父さんがキモイ理由を説明するね―父と娘がガチでトークしました―』中山順司
辛辣でドキッとするタイトルですね。全国のお父さんはつい手に取ってしまうのではないでしょうか。
『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか』北尾 トロ
問いかけにこたえてしまった方はすでにこのタイトルの罠にハマっているのかもしれません。
『必ずお読みください』一條 裕子
本のタイトルとして、ありそうでなかった本能的に注意を惹き付ける文面です。
いかがでしたか?
どれもいろんな意味で中身が気になるものばかりですね!
みなさんもぜひ、中身や作者から見るだけでなく、タイトルを通じた本との運命的な出会いの場も増やしてみてください!
◆参考文献◆
・これまでの「日本タイトルだけ大賞」受賞作品まとめ
https://www.sinkan.jp/news/7167?page=1
・思わず笑ってしまう笑えるタイトルの本まとめ