
大切な本をきれいに保つための保管方法とは?
大切な本はいつまでもきれいな状態で大切に保管したい。と思う方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、本の保管方法をいくつかのポイントをご紹介します。
・低温、低湿な場所で保管する
本を保管する環境で最適なのが、低温、低湿な場所です。
温度が20~27度、湿度が50~65%以内であることが本の保管にとって理想的な環境だといわれています。
なるべくこの温湿度で急な温度変化のないところで本を保管することが大切です。
湿気対策として、除湿剤を本棚に置くことも効果的だそうですよ。
・直接光の当たらない場所で保管する
購入してから時間が経った本と新しい本を見比べてみると、色が茶色くなってしまった本を見たことはありませんか?これは「ヤケ」と言われ、本が日焼けしてしまった状態です。
「ヤケ」の原因は太陽光に含まれる紫外線です。そのため、直射日光の当たらないところに保管したり、遮光カーテンを使用することなどが大切です。
紫外線は蛍光灯にも含まれていますので、蛍光灯の光にも注意が必要です。
また、紫外線は目にもダメージを与えるといわれており、白内障の原因になることも。
私たち人間も紫外線から目を守るために、天然のサングラスといわれるルテインを多く含む緑黄色野菜やビタミン、ミネラルを積極的に摂り入れたいですね。
・ホコリが溜まらないようにこまめに掃除
ホコリはシミの原因やカビや本を食べるムシとして有名な紙虫(シミ)と呼ばれる虫が発生してしまう原因になったりと、本にとってとても嫌な存在です。
そのため、ホコリを溜めないようにこまめに掃除をすることが大切です。
いかがでしたでしょうか?
大切な本をきれいに長く、保管できるようにぜひ実践してみてくださいね。
◆参考文献◆
・BOOKOFF Online コラム
http://pro.bookoffonline.co.jp/book-enjoy/book-hokan/20160312-book-hokan.html
・レファレンス協同データベース
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000021758
・片付け広場 by Keepit