
食事こそ免疫力のカギ!
まだまだウイルスや感染症予防・対策が必須の日が続きますね。
感染症対策が大切なのはわかるけれど、実際何をしたら良いのかがわからないという方におすすめしたいのが、こちらの書籍です!
『免疫力は食事が9割』 森由香子
この本は、クリニックで15年以上管理栄養士として働く著者が、世の中にたくさんある健康情報の真偽や、古い情報のアップデート、新しい健康情報についてわかりやすく伝えられています。
私が実際に日々の生活に取り入れてみよう、と思ったものを2つご紹介させていただきます。
- 納豆は常温で20分置いてから食べる
これを読んだときは、納豆を食べるときに冷蔵庫から出してすぐに食べていたので、とても驚きました。
納豆には、納豆キナーゼという血液をサラサラにする働きを持つ栄養素が含まれています。
この納豆キナーゼが最も働く温度は40度くらいといわれており、冷蔵庫から出してすぐだとこの栄養素が眠っている状態のため、しっかりと働くことができないのです。
- ピーマンは切り方ひとつで免疫力アップにつながる
ピーマンには、特有の香りの成分であり、血流改善に役立つといわれているピラジンという栄養素やβ-カロテン、ビタミンCなどが含まれています。
ピーマンの繊維は縦に並んでいるので、輪切りのように横に切ってしまうと、そこから栄養素が流れ出てしまいます。
そのため、ピーマンを切るときのポイントは縦に切ることです。
このように普段の生活に取りいれやすい食べ方や調理方法、免疫力アップに役立つ栄養素について紹介されています。今回ご紹介したのは、ほんの一部です。
「食」こそ最強の「感染症対策」ということがとてもよくわかりますよ。